プラセボ効果と完治すると信じることの重要性
私は、膠原病・自己免疫疾患の一つであるSLE(全身性エリテマトーデス)を発症しました。
医師や看護師などすべての医療スタッフは、口を揃えて「一生付き合っていく病気=完治しない病気なので、うまくコントロールしていきましょう」と声をかけられます。
「完治しない」と言われすぎると、私まで洗脳されたかのように、「SLEが再燃を繰り返す」ことを前提に、自分の人生を考えてしまうようになっていました。
でも、それは間違っています!
私は、SLEを完治させることができると思います。
医師や医療関係者のサポートの元、自分自身で理解し判断して決断した治療と、自分自身の体の力を信じています。
医療は素晴らしいスピードで日々、進歩しています。
私は、薬をゼロにすることができると思います。その日まで、絶対に諦めずに、病気と向き合います。自分の体の声を素直に聞きます。完治するまで、いき続けます。
さて、そろそろ本題に入ります。笑
プラセボ効果とは
人の体には、とても不思議な一面があるそうです。
頭痛の患者に、薬として効き目のない偽物の薬を、頭痛薬として服薬してもらった場合、約半数ぐらいの人が治ってしまうというデータがあるそうです。これをプラセボ効果といいます。
薬を飲んだという安心感や薬は効くといった信頼感が、体に潜む自然治癒力を引き出すのかもしれません。
あくまで、積極的な治療効果があるわけではなく、「治療をサポートする」ような理解が正しいとは思いますが、主観症状が主体の不眠やうつ、痛みなどのほか、癌、糖尿病、高脂血症などの多くの疾患でプラセボ効果が認められています。(武田薬品工業のサイトを参考にしました)
信じる者は救われる
このプラセボ効果、活用しない手はないでしょう。私は、信じることにしました。
- 私にはステロイドが良く効いています
- 免疫のデータはとても改善してきました
- 統計的に薬ゼロにできないと言われた慢性ITP(特発性血小板減少性紫斑病)で薬をゼロにできた私が、SLEとお別れできないわけないじゃん
- 絶対にステロイドゼロにできるよ
- セルセプトも私の体にとても合っている
- 今の量を維持して様子を見れば、腎臓は必ず回復する
- 腎臓の回復には少し時間がかかるだけで、私の腎臓は必ず回復します
- 体を大切に、体の声にいつも耳を傾けて、自分を大切にすれば、再発はしない
- 時間をかけて、薬を減らしていけば、大丈夫
- 辛い時は、大切な人がいつもそばにいてくれることを思い出して
私は、SLEとお別れできる
いつも運だけはあるから
このサイトを訪れてくださった全ての方の回復を祈っています。
コメント
こんばんは。現在進行形で治療中ですね。
入院生活が長くなると気分の浮き沈みが出て辛くなることもあるかと思いますが、この記事の前向きさを読むと、大丈夫、頑張れる心の強い人だなと思います。
ステロイドも免疫抑制剤も0になる日が来ますように。
SLEって、頑張りやな人が無理をして心と身体が悲鳴を上げて発症するイメージがあります。なので、辛くなったときはどこかで思いっきり泣いてみたりもしてくださいな。
何となく心が落ち着きます。私はそうでした。
(2013年に私はSLEを発症しました。現在毎月通院しつつ良くなりかけたり悪くなりかけたりを繰り返していますが(^_^;)
私の場合、自ら苦しくて再入院が必要になるときは、思い返せばどうしようもないストレスを受けた時ばかりでした。SLEが原因で肺に水が溜まったりするのです。)
お互い、受給者証に完治と○をつけて返却出来る日が来るのを楽しみに、この病と向き合っていきたいですね。
コメントありがとうございます。優しいお言葉に、とても励まされます。
はやせ様のご調子は、いかがでしょうか。安定されていることを願います。
医学も進歩しているし、絶対に完治できると信じています。
日常生活に戻るとついつい無理しちゃいますが・・・
自分で自分を守りながら、いつかお別れしましょう♬
また、いろいろと情報交換させていただけるとありがたく思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
こんばんは、更新があってちょっと ほっとしました。疲れたら思いきって何もかも投げ出して休んでくださいね。
パンドラの箱をご存じですか?(パンドラが箱を開けるとあらゆる災厄が世界に飛び出し、あわてて蓋を閉めると中に希望が残ったというギリシャ神話です。)
私は、人間はパンドラの箱だと思っています。悩みや苦しみや辛さを持っていても、最後に心に残っているのは、諦めきれない希望なのだと思います。
どんなに絶望しても、気付けば隣にどうにかなるよと希望がいてくれていると思います。なので、心がフッと軽くなって希望が顔を出すまで、しっかり休めば良いと思います。
膠原病の先生以外は、他件で診察にかかるとステロイドは長く飲まない方が良いのにと言います。私はこの5年~6年でプレドニンを多いときで6錠(退院後)、一番少なかったときで1錠、現在3錠になっています。
自分の身を持ってステロイドの効力と、それが切れた(維持量が足りない)時の状態の繰り返しが、ただステロイドが免疫を押さえ込んで症状を見かけ上取っているだけだと、根本的改善ではないのだと納得しています。
因みに最初にSLEと診断されて退院したあとは、勝手に自分で時間をかけて減量していき、実のところ半年後にはプレドニンを飲んでいなかったのですが、そのときの検査結果が一番良く、主治医には良くコントロール出来ているから減量を目指しましょうと誉められていました。
その後憎悪して、痛みに耐えられず処方量を飲むようにもどりましたが。
脱ステできないかとセカンドオピニオンにもかかりましたが、ステロイドを飲まずに治すことはできないから、脱ステしたい患者は処方通りに薬を飲んでいるのか信じられないので診られないと断られました。
脱ステについて調べるとアトピーばかりが出てきます。塗り薬でなく経口投与のリバウンドについて知りたいんですけどね。
膠原病について「高槻 松本医院」で検索するとステロイドを使わないお医者さんが出てきます。暇でしたら面白い読み物になると思います。
独自の理論で治療しており賛否両論ありますが、思い当たることもあり、ちょっと高槻は遠いので行けないけど、自分の体でどうなのか試してみようかなとか最近思っています。
ちょっとこのコメントはほめられたことをしていない告白内容なので、承認はせずにmamiさんだけ読んでくださってたら良いかなと思います。
もし他の人にも有益かなとおもえるようなら、承認していただいても大丈夫です。