慢性疾患とQOLの向上:時間が解決してくれること|SLE&Me

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腎臓の機能が40%になった時、私は絶望しました

体が辛かったにも関わらず、「仕事を休みにくい」ただそれだけの理由で、病院に行くのが遅くなり、治療開始が遅くなりました。あと数日でも早く治療を始めていれば・・毎日毎日後悔して、いつかくるであろう透析に怯えていました。

でも、治療を始めて、腎臓が40%の状態が半年以上続くと、「仕方ないな」っと諦められるようになってきました。毎日、をどう楽しむのか、そんなことに目を向けられるようになってきました。

充実した透析患者さんとの出会い

透析をされている人の多くは、高齢者です。同世代、30歳程度の透析患者は非常に少ないです。でもインターネットを通して、とても充実した毎日を過ごされている透析患者さんとたくさん出会いました。

私と同じSLEにより急速に腎臓が悪化してわずか1週間で透析導入となった方

透析導入時は、やはり絶望したそうです。でも数年経った今は、「なんだ。透析していれば生きられるんじゃん」っておっしゃっていました。そして、恋愛も仕事も楽しんでいらっしゃり、大学院にまで進学したり、とてもとても憧れる生き方をしてらっしゃいます。

私もできる限り、透析に至らないように努力はします。ただ、最悪、透析になってしまったとしても「透析をしていれば生きられる」のです。もちろん、合併症などのリスクは増えると思います。でも必要以上に、怯えたり、絶望する必要はないのかもしれません。

時間が解決してくれること

命ある限り、生活を続けていかなければなりません。楽しいことも辛いことも、時間の経過とともに受け入れながら、生きていきて行くものなのかもしれませんね。

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