入院生活の数少ない楽しみの一つである食事をご紹介します。腎臓病の制限食で、塩分6g/d、タンパク質60g/d、1900kcal/dの設定になっています。白米が多く、太らないかとても心配でしたが、体重は現状維持が若干の減少傾向にあります。単純に痩せたというよりかは、むくみの解消や筋肉が減少しているだけのようにも思いますが。
では、早速!
目次
とてもとても美味しい病院食をご紹介しちゃいましょう
Day1
昼食:白米250g、牛丼の具、オクラのカツオ和え、切り干し大根
夕食:白米250g、焼き魚と付け合せ、青菜の白和え、アスパラガスのコンソメ煮
Day2
朝食:ご飯200g、お味噌汁、肉団子と野菜炒め、メロン、ジュース
昼食:白米250g、カレー、青菜のお浸し、きゅうりのポン酢ジュレがけ
夕食:白米250g、魚の西京焼きと付け合せ、がんもどきの煮物、きゅうりの胡麻和え
Day3:腎生検のため写真なし
朝食:絶食
昼食:おにぎり
夕食:白米250g、鶏肉のパン粉焼き、ブロッコリーの胡麻和え、マカロニサラダ
Day4
朝食:覚えてない・・・笑
昼食:白米250g、青椒肉絲、高野豆腐、白菜の酢の物
夕食:白米250g、酒の香草焼き、大根の煮物、きゅうりの酢の物
Day5
朝食:白米200g、お味噌汁、がんもどきの煮物、キャベツのサラダ、バナナ、ジュース
昼食:ビビンパ、フキの煮物、大根なます、豆腐のあんかけ
夕食:白米250g、白身魚のカレー焼き、小松菜のお浸し、ミネストローネ
Day6
朝食:白米200g、お味噌汁、ほうれん草の胡麻和え、りんご、ジュース
昼食:シーフードトマトパスタ、ロールパン、サラダ、フルーツ
夕食:白米250g、ビーフシチュウ、 カリフラワーのサラダ、りんごとさつまいもの重ね煮
ちなみにこのお食事のお値段(自己負担額)は?
入院した時に自己負担する食事代(入院費食事療養費)は、
- 2016年3月までは260円
- 2016年4月からは360円
- 2018年4月からは460円に引き上げられます
- (一部引き上げ除外はあります。)
- ※参考:厚生労働省HP「平成18年4月から入院時の食費の負担額が変わります」http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000117331.pdf
私は個人的に、地味に、とても痛い出費だと思っています。だって、
- 現在で、1食360円×朝昼夜=1日1,080円、
- この4月以降は、460円に値上げされてしまうと1日1,380円を病院の食費として支払う必要があるのです。1ヶ月入院すれば、食費に4万円です。たかーい。
- 460円の価値ありますか?特に、朝食・・・私は和食を選択していますが、パン食の場合は、食パンやロールパンにサラダ、フルーツ、牛乳で460円・・高い。
※入院した時の食事代は、高額療養費等の医療費には含まれないため、自己負担額上限+食事代等を支払うこととなります。ただし、この入院中の食事代は、医療費控除には含めることができます。給付と控除は全く異なる制度である点をよく知っておいて欲しいです。次回、高額療養費制度について詳しくご説明します。
最後に
いかがでしたか?塩分が制限されている食事とは思えないほど、本当に美味しい病院食です。タンパク質を制限して、カロリーを確保するために炭水化物がとても多いようにも思えますが、白米をしっかり食べると腹持ちが良くて、間食の欲求もなく、とても良い感じです。また、リクエストがあれば、入院中の食事アップしますので、お気軽にコメントを残してください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。