どんなに制度が整っていても会社や同僚が優しくても難病と仕事を両立させることは大変なことだと思います。

私は全身性エリテマトーデスという難病治療のため昨年1年間、休職をして、今年から仕事に復職しています。

私の会社や上司、同僚は本当に素晴らしい人ばかりで、とても恵まれた環境にいます。

なにひとつ不安なく休職して復職することができました。休職中は、傷病手当金に加えて不可給付があり経済的に十分な手当を受給することができました。また、会社や上司は「体・治療を第1に考えなさい。仕事はいつでもできるから」と声をかけてくれました。

本当に本当に、何一つ不満はないほと恵まれた環境で仕事をすることができています。

それでも、それでも、復職して1年目に当たる今年は本当に辛いことばかりで、忍耐の1年になりそうですね。何故だろう。

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みんなが休暇の予定で盛り上がる中、私ば通院の予定のみ

完全な八つ当たりだと分かっています。それでも私にとってはとても辛いです。

今年から有給の取得が義務化され、夏休みに加えて有給の取得計画を提出するようになりました。みんな休暇の予定で盛り上がっています。

私は、昨年休職していたため、有給をもらうために必要な出勤率に満たないため、本年度の有給がありません。夏休みはあるので、万が一に備えて大切にしているのですが、大学病院に通院するたびに欠勤扱いになりお給料が減額されます。

分かっています。病院に行くために自由に休ませてもらえる環境がどんなにありがたいことか、私は分かっています。でも、それでも、病院に行くたびに減額される給料に悲しくなります。

それに、みんなが楽しそうな休暇のノリで「**さんは今年も海外行くの??」と聞いてきます。大人気ないと思いながら、涙が溢れそうになりました。

私が休むと言えば病院で、週末は疲れてベッドで寝ているだけで、休暇を楽しむなんて程遠い生活です。仕事に行くだけで精一杯、何が楽しくて生きているのか、たまに見失いそうになることがあります。

同世代の産休明けの女性と関わることが辛い

私の会社の制度のお話ですが、有給を付与してもらうために前年度に一定の出勤率が必要です。

そのため休職明けの私は今年有給をいただけなかったのですが、この有給付与の出勤率の計算・・・なんと産休や介護休暇は除外されるのです。すなわち、産休明けや介護休暇明けの人は前年の出勤率に関わらず、有給をもらうことができる。

??

分かりますか??

すなわち、有給をもらえないのは、病気で休職した場合のみなんですよ。

産休なんてとてもおめでたいイベントなのに。病気なんてとても悲しくて辛いイベントなのに。病気の人だけとても差別的に扱われているような気がして、テンションが下がりました。

幸いなことに男性ばかりの部署なので、直接ワーキングマザーの方と一緒に仕事をしているわけではないので本当にありがたいのですが。

お手洗いなどで産休明けの女性、特に同世代の人を見かけると、羨ましくなってしまいます。人と比べるのは良くないと自分に言い聞かせながら、彼女がとてもキラキラ輝いているような気がして、劣等感のような惨めな気持ちになってしまいます。




頻繁に風邪をひく同僚

これも完全に八つ当たりだと分かっていますが、書かせてください。

私は自分の免疫を下げる薬、免疫抑制剤やステロイドを服薬しています。そのため風邪やインフルエンザには気を付けないといけないのですが、近くの席の同僚が風邪を頻繁に引くのです。

その度に私も感染して本当に辛いです。でも気を使ってかマスクをしてくれたりはしているので、それ以上何も言えず・・モヤモヤしてしまいます。

幸いなことに、私はまだ原疾患の全身性エリテマトーデスが再燃することなく過ごせていますが、インフルエンザの時期などを考えると恐怖でしかありません。

私が神経質になっているだけだと思いますが、とてもストレスなんですよね。組織に属する以上、仕方ないことですが、正直、風邪で病気が再発することもあるので、仕事辞めたいレベルでストレスです。

でも、どこの会社でも風邪引く人くらいいるだろうし、転職したところで解決する問題ではないことはわかっています。

なんか愚痴みたいになってしまいましたが、病気と仕事を両立させることは、精神的にとても大変なことだと思います。でも、病気でも働いている人、たくさんいらっしゃいますよね。みんな強いのか、弱さを乗り越えてきたのか、体験談を聞きたいなぁ。

頑張ろう。来年は有給もらえるように、欠勤しすぎないように、仕事ももちろん頑張ろう。

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