ご無沙汰しています。
引き続き、病気のことを考えたくなくて、現実逃避をして過ごしています。
8月後半から9月前半にかけては、フールでとにかく動画をみ続けていました。
これほどにも動画を観ていれば、フールの月額料金1000円ぐらいや、ワイファイ5000円弱などが、とても価値のある支払いかのようにさえ、思えました。
中でも夢中になって観たアニメが、「アルプスの少女ハイジ」です。
クララが涙を流して喜んだこと
車椅子でいつも誰かに助けてもらいながら生活しているクララですが、
目が見えないお婆さんに朗読してあげた時に、
お婆さんがとても喜んてくれて「ありがとう」と言ってくれたのです。
それにクララはとても嬉しくて、涙を流します。
「自分が人の役に立つことができる」そのことをクララは、初めて感じたのです。
生きることって何だろうと深く考えました。
クララは、お金持ちの家庭に生まれ、何不自由なく、生活することができます。
足が悪くて、車椅子に乗っていたとしても、何不自由なく、生きることができる環境にあるのです。
それでも、誰かに喜んでもらえることが、泣くほど嬉しいんだよね。
息をしていることが生きることではない
生きるって何だろうと、病気になってから頻繁に考えてしまいます。
退院するとき、私は、
SLEが悪化しないのであれば、一生入院していたいと、思いました。
腎臓がこれ以上、悪化しないのであれば、透析を避けられるのであれば、一生入院していたいと思いました。
でも今は、仮に病気が悪化しても、透析になってしまっても、自分のしたいことをしたいと思うようになりました。
自分の意思で、自分が行動できる限り、自分のしたいことをしたいです。