血液内科の医師である友人の言葉|SLE&Me

最近、涼しくなりましたね。

今年の3月に入院して以来、数十回しか外出していないので、季節感覚があまりないです。外出した大半は、車やタクシーで大学病院に行っただけなので。夏服は2種類ぐらいしか着てないかな。ほぼ着ることなく、また衣替えの季節となりました。

最近、血液内科の医師である友人に会ってきました。とても励まされて、前向きになれる時間だったので、励まされた言葉を共有できれば、と思います。

スポンサーリンク

血液内科の医師である友人

彼女は、血液内科の医師であり、乳がんのサバイバーであり、整形外科の患者であり、ご主人を亡くされています。多くの苦しみを乗り越えて、あるいは大切にしながら、生きているような、とても考えの深い人です。ひとつひとつの言葉に重みを感じました。

腎臓もSLEもまだまだ良くなるよ!

(根拠などは確認していませんので、あくまでプライベートな話の内容としてご理解ください。)

慢性に腎臓が悪くなったわけではないので、まだまだこれから腎臓が回復する可能性はある

ステロイド15mgは妥当な水準

腎生検は抽出サンプルに過ぎない

「今は、入院時の急性期とは異なるので、まだまだ改善する余地がある」と言ってくれました。

誰もが苦しみを抱えて生きている

「辛くないの?」と聞いた私に、友人は人混みの中でこう答えました。

「この中には、癌の人もいれば、SLEの人もいる。透析の人もいれば、余命宣告された人もいる。みんな何かに耐えながら、目指す場所に向かっている」

私は、ついつい、世界で一番に自分が不幸であるかのように、考えてしまう時があります。でも、人はみんな、何かしらの苦しみを抱えながら、生きているのかもしれません。

私の苦しみが誰にも理解してもらえないように、私には理解することができない苦しみを他の誰かが抱えて生きているのだと思いました。

実際、私は、この友人の苦しみを何一つ、分かることができません。乳がんになったこともなければ、手術をしたこともありません。パートナーを亡くす悲しさなど想像することもできません。

お互いに側にいることしかできないけれど、こんな風に私を励ましてくれる友人のように、私も誰かを励ますことができる人になりたい。

腎生検はサンプルにすぎないのか

一般的な統計学の考え方として、母体なら無作為にサンプルを抽出して、そのサンプルを統計全体を示すと判断することが多くあります。

腎生検もまさにその通りて、腎臓を少し切り取って、その状態が、今の腎臓の状態であると判断します。

このような表現をすると元も子もないのですが、抽出したサンプルが必ずしも全体を示さない可能性もあります。偏ったデータのみが抽出される場合です。

サンプル抽出にバイアスがかかる可能性もあるということです。

私はマーケット分野で統計を利用しているのでバイアスについては十分理解しているのですが、医学の立場の医師がそう言ったことに驚きました。

最後に

SLEも腎臓も改善するのだ!

そう信じて生きるよ!

次の診察で、良くなっていると信じよう。もしかしたら、横ばいかもしれない。悪くなっているかもしれない。

でも1年後には、もっと良くなっているかもしれない。

信じていたい。

SLEも腎臓も改善するのだ!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする