私は、社会人になってから3ヶ月の入院を3回、8ヶ月の休職を1回、合計540日、約1年半もの間、お仕事を休んでいます。
入社してから約10年目ですので、そのうちの1年半、約15%もの時間をお休みさせてもらっている計算になります。
とても迷惑な社員ですよね。
でも、病気になってしまったことは仕方ないことだし、お金がなければ、食べることも病院にいくこともできませんよね。
私は、とても良い会社や同僚に恵まれたことが大きいですが、病気の治療と仕事を両立するために、感謝の気持ちと自分自身の努力が必要だと思っています。
会社・同僚の対応
私は、膠原病の一つである全身性エリテマトーデス(SLE)などになり、毎月の通院や長期入院などを繰り返しています。
それでも
いつも温かく休職させてくれて、「仕事はいつでもできるから、体が1番大切だよ」と声をかけてくれる上司や同僚。
淡々と休職にかかる事務手続きをしてくれて、「制度上は**まで休職できるので、復職はいつでも大丈夫ですよ」と、あたかも当たり前のことかのように対応してくれる人事部の人などなど。
本当に、本当に感謝しています。
私たちには、制度上、休職する権利があります。そのため、必要以上に申し訳なく思う必要はないと思います(ある程度、図太くならないと病気と仕事を両立することは難しいと思います)。
ただ、私が休職する間の仕事や有給・傷病手当を支えてくれている人が、直接的あるいは間接的に必ず存在していることを忘れたくないと思います。
目の前でサポートしてくれている人、どこか遠くから巡り巡ってサポートしてくれている人への感謝の気持ちを大切にしてほしいです。
必要とされる人材になりたい
私は、とてもいい会社に巡り合うことができたと思います。
同世代の働く世代で病気になった人の中には、病気や治療を理由に仕事を辞めざる得ない人もいます。多くの人がそうなのかもしれません。
私も、少しでも必要とされる人材になれるよう。
普通の人よりも体が丈夫ではないことだけは確かだから、
身体のハンディを頭でカバーできるように、たくさん勉強をして生きたいと思っています。
仕事と病気の治療、両立のために、必要なサポートを求めることは当然の権利だと思います。でも、そのことに感謝して、体のハンデをカバーできるぐらいの何か強みを磨いていきたいと思います。
病気治療と仕事を両立するために
- 感謝の気持ち
- 病気をカバーできる自分だけの強みを磨く
- ある程度、図太くなる
この3つをいつも大切にしています。
会社が精神的な支えに
難病になったとき、何度も再燃したとき、病気で辛い思いをして「私の人生、もういいかな」なんて弱気になった時には、会社の存在が、精神的な心の支えになっていました。
「プレドニンを飲まなければ、そのうち死ぬのかな。その場合、自殺になるのかな。病死になるのかな」と、考えたことがあります。
そんなとき、
ぼーっと考えながら、会社の存在を思い出すのです。
月に何度でも自由に病院に行かせてくれる会社、「仕事はいつでもできるから身体を大切にしなさい」と声をかけてくれる上司、
そんな応援してくれる会社の存在を思い出して、ひとまずプレドニンを飲むのでした。
私は、仕事が大好きです。今年は、お仕事、頑張りたいな!